金融事故になってから、随分と日にちが経ちました。
もう、5年にもなりますが、いまだに債権者たちは、債権回収を止めようとはしません。
債務者である私は、完全に『無い袖は振れない』状態なのですから、債権回収などできはしないのですが、様々な手段を仕掛けて空振りに終わっています。
なぜ、いつまでも、無駄な債権回収を続けようとするのでしょうか・・・。
同じ債務者なのに、金融機関等の債権者からの追及に、大きな差が見られることが少なくありません。
ある債務者に対しては、いつまでも厳しい債権回収を続けています。
それに反して、ある債務者は、ほとんど債権回収などされないまま放置されているのです。
金融事故になった同じ債務者なのに、債権回収姿勢に大きな差がつくことは珍しくはありません。
債権回収は、一律に手続きが実施されるわけではないのです。
金融事故になった債権ですから、積極的に債権回収が実施されて当然なのですが、中には債権回収姿勢が緩い債権があります。
そうなる理由はいくつか考えられます。
1 高齢者や身障者の方が債務者
債務者がご高齢だったり、身障者の方だった場合、債権者の債権回収は緩和されることが多いといえます。
特に、信用保証協会や日本政策金融公庫の場合は、債権回収を棚上げするような事例も珍しくありません。
債権者といえども、債務者の状況に対して最低限の配慮はしてくれるようです。
2. 債権回収の可能性の低い方
実際に、債務者が経済的に破綻していたり、回収が困難な状況だと判断される場合、債権者の債権回収も消極的になるといえます。
債権者として努力しても、対象となる資産が存在せず、債権回収が困難な状況なのです。
いわゆる、債務者が『無い袖は振れない』状況ですから、債権回収が放置傾向になっても不思議ではありません。
3. 誠意をもって対応されている方
金融事故を起こした債務者として、しっかりその責任を理解して、誠意をもって対応される債務者に対しては、債権者もそれなりの敬意をもって対応してくれます。
その結果、債権回収の姿勢についても様々な配慮が見られるようになります。
逆に、誠意のない無茶な対応する債務者には、債権者も配慮の感じられない対応を執ることが珍しくないのです。
金融事故後、債権者から厳しい債権回収をされる事例を読み解くと、債務者の対応に誠意が感じられないといった共通点が見受けられます。
誠意のない債務者に対しては、配慮のない厳しい対応を・・・
誠意の感じられる債務者には、状況に配慮した対応を・・・
この様に、債務者の対応姿勢によって、債権者の債権回収姿勢は変わってくるということなのです。
『無い袖は振れない』という意味を、勘違いされた債務者は少なくありません。
『無い袖は振れない』状況ならば、金融事故になっても、債権者を恐れる必要ないと勘違いされています。
その様な債務者が、債権者との交渉において、意味もなく高圧的な対応をされることが少なくありません。
金融事故を起こした張本人の債務者が、この様な姿勢を取れば債権者はどう思うでしょうか。
当然に謝罪があって誠意ある対応をしてくると思っていたのに、債務者が喧嘩腰で対応をしてくる様に事があれば、債権者も平常心ではおられません。
債権者である前に、一人の人間として怒りを感じ、精神的に沸点に達してしまうでしょう。
そうなると、債権者は債権回収に本気になり、債務者に対して、動産執行や財産開示手続などといった異常に厳しい対応をしてくる様になってしまうでしょう。
金融事故になるということは、債務者である我々が約束通りの返済ができなくなって、債権者である金融機関等に迷惑をかけているということなのです。
したがって、債権者との対応においては、債務者として精一杯の謝罪をして、最大限の誠意を示すことから始めて当たり前だと思います。
中には、債権者に強い態度で対応したり、無視したりすることを勧める専門家もおられますが、これは完全に間違いです。
債権者とは喧嘩などせず、誠意のある姿勢で対応することにより、最善の良い結果が得られるのだと思います。
ご自身の明日のために、安心につながる対応を心掛けていただきたいと思います。
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もう、5年にもなりますが、いまだに債権者たちは、債権回収を止めようとはしません。
債務者である私は、完全に『無い袖は振れない』状態なのですから、債権回収などできはしないのですが、様々な手段を仕掛けて空振りに終わっています。
なぜ、いつまでも、無駄な債権回収を続けようとするのでしょうか・・・。
同じ債務者なのに、金融機関等の債権者からの追及に、大きな差が見られることが少なくありません。
ある債務者に対しては、いつまでも厳しい債権回収を続けています。
それに反して、ある債務者は、ほとんど債権回収などされないまま放置されているのです。
金融事故になった同じ債務者なのに、債権回収姿勢に大きな差がつくことは珍しくはありません。
債権回収は、一律に手続きが実施されるわけではないのです。
金融事故になった債権ですから、積極的に債権回収が実施されて当然なのですが、中には債権回収姿勢が緩い債権があります。
そうなる理由はいくつか考えられます。
1 高齢者や身障者の方が債務者
債務者がご高齢だったり、身障者の方だった場合、債権者の債権回収は緩和されることが多いといえます。
特に、信用保証協会や日本政策金融公庫の場合は、債権回収を棚上げするような事例も珍しくありません。
債権者といえども、債務者の状況に対して最低限の配慮はしてくれるようです。
2. 債権回収の可能性の低い方
実際に、債務者が経済的に破綻していたり、回収が困難な状況だと判断される場合、債権者の債権回収も消極的になるといえます。
債権者として努力しても、対象となる資産が存在せず、債権回収が困難な状況なのです。
いわゆる、債務者が『無い袖は振れない』状況ですから、債権回収が放置傾向になっても不思議ではありません。
3. 誠意をもって対応されている方
金融事故を起こした債務者として、しっかりその責任を理解して、誠意をもって対応される債務者に対しては、債権者もそれなりの敬意をもって対応してくれます。
その結果、債権回収の姿勢についても様々な配慮が見られるようになります。
逆に、誠意のない無茶な対応する債務者には、債権者も配慮の感じられない対応を執ることが珍しくないのです。
金融事故後、債権者から厳しい債権回収をされる事例を読み解くと、債務者の対応に誠意が感じられないといった共通点が見受けられます。
誠意のない債務者に対しては、配慮のない厳しい対応を・・・
誠意の感じられる債務者には、状況に配慮した対応を・・・
この様に、債務者の対応姿勢によって、債権者の債権回収姿勢は変わってくるということなのです。
『無い袖は振れない』という意味を、勘違いされた債務者は少なくありません。
『無い袖は振れない』状況ならば、金融事故になっても、債権者を恐れる必要ないと勘違いされています。
その様な債務者が、債権者との交渉において、意味もなく高圧的な対応をされることが少なくありません。
金融事故を起こした張本人の債務者が、この様な姿勢を取れば債権者はどう思うでしょうか。
当然に謝罪があって誠意ある対応をしてくると思っていたのに、債務者が喧嘩腰で対応をしてくる様に事があれば、債権者も平常心ではおられません。
債権者である前に、一人の人間として怒りを感じ、精神的に沸点に達してしまうでしょう。
そうなると、債権者は債権回収に本気になり、債務者に対して、動産執行や財産開示手続などといった異常に厳しい対応をしてくる様になってしまうでしょう。
金融事故になるということは、債務者である我々が約束通りの返済ができなくなって、債権者である金融機関等に迷惑をかけているということなのです。
したがって、債権者との対応においては、債務者として精一杯の謝罪をして、最大限の誠意を示すことから始めて当たり前だと思います。
中には、債権者に強い態度で対応したり、無視したりすることを勧める専門家もおられますが、これは完全に間違いです。
債権者とは喧嘩などせず、誠意のある姿勢で対応することにより、最善の良い結果が得られるのだと思います。
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