かっとばせ借金 打ち勝て倒産!!

資金繰りが悪化した中小零細企業の、経営危機打開や事業再生へ向けてのお手伝いをさせていただいています。 経営危機場面での知識や情報をご提供し、従業員や家族のために命がけで闘う経営者が、諦めずに闘う現場を善戦苦闘日記としてご報告いたします。

2008年02月

借金がなければ幸せ・・・

お金を借りるというのは、難しいものですねぇ。

個人で借りる場合も難しいけど、返済の原資は給料等の安定した収入だから、まだ計算ができます。

しかし、事業で借りる場合は、売上と利益という不安定要素が絡みますから、返済の確実性においては博打的要素さえあると言えます。

できれば、無借金経営をしたいものですが、現実的には借入を必要としない経営を続けるのは難しいものです。

適度な借入なら仕方がないと思いますが、借入は、油断するといつのまにか増えていってしまいます。

そして、小さな出来事でさえ資金を回らない状況に陥いらせ、返済のために四苦八苦することになってしまいます。


私のセミナーに参加し熱心に話も聴いていただいたCさんが、セミナー終了後すぐにご相談の予約をくださいました。

私の話を聴いて、「目から鱗が落ちた気がしました。」とまで言ってくださいましたので、私もやる気マンマンでお話をうかがいます。

Cさんは、泉南方面で2件の飲食店を経営されいますが、ここ数年赤字つづきで、自己破産や夜逃げは当然のこと自殺までも考えておられるとのことです。

当初は、1店目の開業資金だけの借り入れでしたので、返済には問題が在りませんでした。

しかし、1店目の経営があまりにも順調だったため、ついつい金融機関の誘いにのって2店目を出店したのが失敗の始まりです。

立地条件が悪くて売上があがらず、人件費の支払さえままならない状況で、借入が一気に増加してしまったのです。

返済し追加融資の繰り返しですから、借入金額はそれほど増えていないのに、借入本数が増加し返済額がドンドン増えていき、最後には、返済するために商工ローンからまでも借りてしまったのです。

この状況では、現状のままの事業再生は諦めるべきです。

しかし、人生は諦めるべきではありません。

幸い、自宅だけは担保に入っておらず、Cさんの奥様も連帯保証人になっておられませんので、Cさんと奥様は離婚し慰謝料として自宅を奥様に渡しました。

これで、Cさんには守るべき資産はありません。

あとは、タイミングを見計らうだけとなり、返済期日の3日前の手元資金のある日に債権者集会を開催し任意整理に踏み切りました。

債権者集会は、弁護士もいない状況で、金融機関を除く取引先だけに集まっていただいての開催となりましたが、今までCさんの取引先との対応が良かったのか、大きな異議もなくわずか45分で終了しました。

その後、債権者集会で選任した債権者委員に処理を依頼し、わずか12%の配当でしたが、3ヶ月ほどで大方の取引先の同意を取り付けて任意整理もほぼ終えることができました。

金融機関の債務はまだ残っていますが、一銭も支払うことなく気長に交渉を続けるしかありません。

もう、法的手続きで差し押さえされる資産もありませんから。

Cさんは、自宅を担保に資金を借入して飲食店の経営を始められた元奥様の下で、従業員として汗を流して働いておられます。

もう、経営者ではありませんが、生き生きと楽しそうに働いておられ、仕事が終われば、元奥様の待つ自宅に戻る毎日です。



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どうすればいい、建設業・・・

先が見えない、どうしようもない環境・・・

建設業にとっては、本当に厳しい経営環境になってしまったようです。

昨年6月に建築基準法が改正されてから、建設業のお客様が増え続けています。

売上もが激減し、利益も確保できず、将来の目処が全くたたないのです。
   

和歌山の地方都市で総合建設業を経営されるBさんは、私の友人の紹介でご相談に来られました。

Bさんのお父さんは、地元では有名な立志伝中の人物で、今でも地元では隠然たる力をお持ちです。

Bさんが代表取締役を務める会社も地域一番の総合建設業で、Bさん自身も建設団体の役員を務めるほどの有力者です。

しかし、そんな歴史と力を誇る企業でも、この環境は厳しすぎるようなのです。

数年前に土地を購入し、自社で開発をして売却しようとした計画が頓挫したことが、財務内容を悪化させました。

土地の購入費用は大半が借入ですから、その返済負担が資金繰りを圧迫し続けているのです。

さらに、談合問題の噴出で、公共事業は叩き合いの利益の薄い受注しかできず、原油高で建設原価が高騰し、予算管理をしても利益を圧縮します。

そんな状況に追い討ちをかけるように、建築基準法の改正による新築着工の激減とサブプライムローン問題による金融機関の不動産融資の削減が続いたのですから、さすがのBさんも最悪の結果を覚悟されはじめたのです。

お話をお伺いすると、借入は地元の地方銀行1行からだけであり、本業は今でも立派な黒字を確保されており、今後も必ず営業黒字を維持する自信があるとのことです。
   
これなら、事業再生が十分に可能です。

借入の返済負担が大きいために、資金繰りが成立しないだけですから、返済を減らせばいいだけの簡単な話です。

Bさんには、借入時の契約どおりに返済しなければ、すぐに法的手続きをされて、会社は倒産し資産も全て失うしかないという、間違った知識しか持たれてなかったのです。

しかも、Bさんの会社と地方銀行は非常に良好な関係にありますから、所有する不要不動産の一部でも売却して返済に充てれば、難しい交渉とは思われません。

基本的な処理スキームを打ち合わせしたのち、Bさんはすぐに地方銀行とリスケジュール交渉を始められました。

そして、その対応は、こちらの予想以上の良いものでした。

Bさんの会社の破綻は、地域経済に及ぼす影響が大きすぎ、地方銀行の抱える他のお客様も経営破綻してしまう可能性まであり、地方銀行のもっとも恐れるところだったようです。

リスケジュール交渉においては、金融監督庁の指導の厳しさや、その他の様々な条件も出てきましたが、建前だけの話だったようです。
   
何度かのリスケジュール交渉の結果、駐車場にしている土地を売却して返済に充てることを条件に、元金を1年間据え置き、金利だけ支払うことで地方銀行は了解してくれました。

1年後には、再度交渉することが条件です。

元金全てを1年間据え置きは、こちらの予想以上の結果です。

これで、Bさんは1年の間、資金繰りの悩みから開放されました。

そして、今は、計画が頓挫した開発計画の処理に全力を傾けておられます。

今のBさんなら、間違いなく事業再生は実現されるでしょう。




悲惨なマンション経営・・・

ゼロ金利が解除前後から、私共に相談に来られるお客様にも、ある傾向が見られるようになりました。

バブル期に、マンションやアパートなどの収益不動産を所有されたお客様からの相談が、ゼロ金利解除前後から急激に増えたのです。


東大阪でマンションを経営されるAさんもそのお一人です。

本業は設備工事の技術者ですが、設計事務所の友人に勧められて、バブル期に父親から相続した土地に賃貸マンションを建設され、副業として経営を始められました。

夫婦でヨーロッパ旅行などにも行けるだけの利益も上がり、経営開始当初は順調でした。

しかし、バブルが崩壊し2年ほど経過すると、空き家が目立ち始めたのです。

賃貸戸数は全部で28件ありますが、そのうちの7件が空き家という状況になり、借入の返済や経費を支払うと利益が残りません。

仕方がないので、賃料よりも入居率を優先させ大幅に家賃設定を下げましたが、9割以上の入居率を確保するのが精一杯です。それでも借入金利が低かったため、何とか資金繰りが回るという状況が続きました。

ところが、2005年の暮れ頃から金利が上がり始めたのです。

金融機関の申し入れ通りに金利を支払うと、利益が残らないどころか追い金が毎月必要となってしまいます。

Aさんが私共に相談に来られた時には、毎月、20万円の追い金が必要な状況となっていたのです。

その時のAさんのめぼしい資産は、無担保の自宅とわずかな預金だけで、マンションは担保にとられており、売却しても1億5000万円を超える残債務が残るという状況で、破産せずに本業と住む家さえ確保できればよいというご要望でした。

とりあえず、追い金が不必要で、少しでも手元に利益が残るように、毎月の金融機関の返済額を減らすリスケジュール交渉をするために、資産の保全をする必要があります。

自宅は、知人に適正価格で売却し、Aさんの娘さんが知人と賃貸契約を結び、Aさん夫婦が住めるようにしました。預金は違う金融機関に移し、基本的な資産保全をしたうえで金融機関とリスケジュール交渉を開始です。

ところが、メガバンクのMS銀行が、なかなかリスケジュール交渉で色よい返事をしてくれません。100%担保保全できているためか妙に強気なのです。

このままリスケジュール交渉を続けても、返済の追い金が膨らむだけです。Aさんと相談し、強引に返済をストップし、当然のごとく3ヵ月後に期限の利益を喪失させました。

これで不良債権になったわけですが、返済は止めて家賃は全て手元に残るという環境になったわけです。

それからすぐに、第2順位の担保権を持つK信金が、任意売却を勧めてきたのです。

Aさんはマンションの維持を諦めていますから、すぐに任意売却を承諾しました。M

S銀行は、完全に担保保全できていますから、任意売却に異存はありません。

ここからは、金融機関に干渉されずに、ゆっくりと時間をかけて購入者探しです。

数ヵ月後、条件の良い購入者が見つかりました。

金融機関が提示している相場に近い金額での購入のうえ、購入に関して、Aさんの奥様が経営されている設計事務所に、購入に関する不動産コンサルタント料として購入金額の10パーセントを支払っていただけるのです。

これで、任意売却が決定しました。

返済を止めてから売却までの9ヶ月間で、手元には1400万円程の家賃が残り、奥様の会社にも1800万円程の売上が入ったのです。

任意売却後、K信金の残債権は4ヶ月でサービサーに債権譲渡され、債権額の4%程度の700万円を支払うことで和解が成立しました。

Aさんは、マンションこそ失いましたが、自宅に住み続けることができ、債務も全て無くなったのです。

そして、返済に悩まないことが、なによりも嬉しいそうです。



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一生を狂わせる、たった1つの過ち・・・

本当に、色んな人生があるものですね。

たいした努力もせずに、栄耀栄華に包まれたままの人生もあれば、一生懸命働き続けても、花開かず下積みだけで終わってしまう人生もあります。

様々な人生のなかに、様々な幸せを見つけて、人は納得するのでしょうか・・・。


この仕事をしていると、お客様のお話をお伺いするたびに、人生とは何だろうと考えさせられます。

血の汗を流しながら働き続け、会社を少しずつ大きくしてこつこつと財産も築き、やっと社会的にも認められるようになっても、たった1つの過ちで人生は狂ってしまうこともあるのです。

別に悪いことをしたわけでもありません。
たいして大きな失敗でもありません。

それでも、人生を狂わせる過ちはあるものなのです。


そのお客様は、一代で財を築いた事業家です。

80歳を過ぎても、男として事業家としての迫力や貫禄が凄い人です。

戦前・戦中に青春をおくった男は、皆こうだったのかもしれません。

終戦後、焼け野原の大阪に住み着き、ここを本拠と決めてからは、ただ前だけを見て人生を歩まれました。

苦労して建設関係の資格もとり、建設会社を設立してからは趣味など一切持たず、仕事だけの人生を家族のために過ごされました。

建築主が喜んでいただく姿を見たくて、一生懸命に堅実に働きつづけたのです。

でも、バブル期は、そんな堅実な経営者でも勘違いしてしまうような、あまりにも異常な時代だったのですね。

バブル景気華やかなとき、そのお客様のところに、銀行の担当者が不動産案件を持参し、資金は全て用意するのでこの不動産を購入してくれと言ってきたのです。

まだまだ地価は右肩上がりを続けており、転売すると随分と儲かるとも言われました。

資金繰りを考えると、建設会社にとって銀行との健全な関係を維持することは重要です。
その担当者にも、色々と無理を聞いてもらっていた関係もあり、簡単に購入を断るわけにもいきません。

少し規模が大きすぎるとも思いましたが、お客様はその不動産を購入してしまったのです。

それが、全てを狂わせる始まりでした。

購入にあたり、長年築きあげた不動産資産は担保にとられ、奥さんや長男までも連帯保証人にさせられたのです。

それからすぐ、バブルは崩壊しました。

それでも、お客様は堅実に経営を続け、誠実に返済を続けられました。

本業は黒字でも、限界があります。
自宅も処分し、全てをなげうち頑張りました。

それで資金繰りが回るはずもありません。

お客様にとっては、人生でたった一度の過ちだったかもしれません・・・。

しかし、その代償は余りにも大きすぎます。

目の前に、少し疲れた顔で座っておられる、この素敵な紳士の80年余の人生とは何だったのでしょうか・・・。

たった1つの過ちが、80数年の努力の結果を全て奪ったのです。

男として、考え込まざるをえません・・・。


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連帯保証の悲惨な末路・・・

日本が、とんでもない後進国なのをご存知ですか?

たしかに、政治や経済,文化の世界では、先進国として扱われているようですが、金融の世界においてはまだまだ発展途上国であり、金融の制度・風習に関しては有数の後進国でしかありません。

日本においては、お金の貸し借りについて、未だに江戸時代の風習を踏襲したままであり、基本的人権を全く無視した制度が認められているのです。

そう、日本国では、この時代においても人身御供や生贄(いけにえ)とも言える連帯保証人が法的に認められているのです。

連帯保証人に第3者の素人を認めているのは、世界広しいえど先進国では日本だけなのですよ。

どうして・・・・?

理由は簡単、貸し手側の金融機関に、プロとしての自覚が全くないことに尽きます。

日本の金融機関は、現代における金融機関の社会的責任・立場を未だに理解できず、借り手の与信調査能力も無く、常に言い訳を用意しているからです。

端的に言えば、どうやって責任回避をするか・・・ですね。

そして、その責任回避の対象が連帯保証人となるっているのです。

たしかに、国会議員が連帯保証人問題を一時期取り上げたことにより、一部金融機関では連帯保証人を設けない動きもありましたが、咽喉もと過ぎれば何とやらで今ではその動きさえ見受けられなくなりました。

このブログにおいても、連帯保証人問題を過去に何度か取り上げておりますが、まだまだ表現しきれていないように思います。

そして、連帯保証で悩むお客様のお話をお伺いする度に、怒りをブログにぶつけてしまいます。


あるお客様は、開業医をなされており、温厚な紳士で地元でも名士です。

そのお客様が、12年前に信頼する友人に頼まれ連帯保証人になってしまわれました。

その友人も、当初は当然に返済しお客様に迷惑を掛ける気など無かったはずです。
しかし、環境が大きく悪化し、その友人が8年前、突然に夜逃げをしてしまったのです。

その日から、お客様の生活は180度変わってしまいました。

返済に追われる毎日が始まったのです。

返済に預金をつぎ込みました。
返済のために、自宅も処分しました。
そして、返済のために、街金等からも借入をしてしまいました。

経営する小さな病院だけ残して、全ての資産を失ってしまい、毎日が金融業者の取立てに追われるようになったのです。

先日、初めて私のところにご相談に来られたときには、破産する費用の捻出もままならない状況でした。

何がこうさせたのでしょうか・・・・

友人を救うという好意が、お客様の一生を台無しにしたのです。

金融機関は、そんな事情は一切考慮せず、当然の如く厳しい取立てを続け、長年蓄積したお客様の資産を剥ぎ取っていったのです。

こんな、プロとしての自覚のない金融機関に、返済する必要がありますか?

断じて、返済する必要はありません。

金融機関を甘やかさずに、戦うべきです。

貸し手としての自己完結能力を追及し、返済を止めるべきだと思います。

その意思が、日本の金融制度を健全にし、金融後進国から脱皮することにつながります。

連帯保証人制度自体が、基本的人権を無視した違法な制度ですから・・・。



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絶対に、信用できない奴ら・・・

いくつになっても、人との出会いは楽しいものです。

出会いには、いつも新しい発見があり、私自身を成長させてくれます。


50歳を超えれば、そこそこ人を見る目も出来ると思っていましたが、とんでもない勘違いでした。

見た目だけでは、人を判断できないものですね。
人間の本質など、深く付き合わないと判らないものなのです。

しかし、そんなことを思いながらも、失敗が許されない年齢になると、どうしても人の真相を探ろうとしてしまいます。

世の中には、色んな人がおられますから・・・。


そういえば、ちいさな頃は、人間はみんな信用できると思っていました。

性善説ですね・・・。

でも、多感な青春時代に様々な人間関係を経験し、社会に出る頃になると、人間は信用できないところがあると気づき始めていました。

悲しいことだとは思いながら・・・。

社会人として、利害が絡む関係を持つようになると、誰もが人間関係に疑心暗鬼を感じるようになります。

熱心に話を交わしながらも、
「こいつは、信用できないな・・・」
・・・・と、感じることが頻繁になってしまいます。

性悪説を信奉し始めたのですね・・・。

現代では、これで初めて1人前の大人になったのかもしれません。

社会人は、失敗の責任を取らなければなりませんから、失敗しないために他人を疑うようになってしまうようです。

でも、それでも、騙される世の中なのです・・・。


経営危機に陥ったお客様の話をお聞きすると、共通してある業種の人間に騙されている傾向があります。

普通なら、まず疑うことをしない業種かもしれませんが、私に言わせれば、最も信用できない業種なのです。

「知的な詐欺師」

私は、彼らをこう呼びます。

彼らは、儲けるためなら、お客様が破産しようが、夜逃げしようが、自殺しようが関係ないのです。

貸すときには、恩着せがましく・・・まるで、天使のように・・・
返さすときには、みさかいなく・・・まるで、悪魔のように・・・

そう、銀行や信金信組の金融マンは、金のためなら何でもありなのです。

最優先は、銀行の利益と保身。
客がどうなろうと関係ない・・・。

そのことに、大抵の人は気づいておられませんから、いつまでも被害は続きます。

あの人は、○○銀行にお勤めだから、信用できる・・・今でも、そう思われていませんか?

大きな勘違いです。

もともとは立派な人格でも、組織がその人格を否定するのですから・・・。

中には、人格を維持したまま、出世が出来ずに頑張っている金融マンも残っているかもしれません。

でも、騙されたくなかったら・・・。

金融マンの話は疑うところから始めてください。

多くのお客様の、経営危機に至る話をお聞きし、私はそう思います。

彼らは、金貸しのプロですから・・・。



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不良債権がサービサーへ債権譲渡・・・これはチャンス

一通の内容証明郵便が届いた。

その内容は、返済できなくなった銀行からの借入金が不良債権となり、ついにサービサー(債権回収会社)に債権譲渡されるとのこと・・・!!

えっ・・・、いったい、これからどうなるんだろう??

多分、恐怖に近い不安で、夜も寝られないのではないでしょうか。

でも、これはチャンスと考えるべきなのです。


今回も、サービサーの実態をご紹介させていただきたいと思います。

サービサーといえば、債権回収を専門にする会社だから、ヤクザまがいの厳しい取立てをするところだと思われがちですが、実態は全く違います。

前回にご紹介した、ごく一部の悪質な? サービサーを除き、経済的合理性を最優先に考えて、債務者の実態を把握したうえで、無理,無茶,無駄な要求などはせずに債権を処理する、そんな金融エリートの集団なのです。

法務省の管轄により、1名以上の弁護士が役員になることや、資本金は5億円以上,暴力団を完全に排除するなどの厳しい条件のもとで営業が許可されており、所属する人員も銀行等の金融機関出身者がほとんどです。

したがって、消費者金融や商工ローンなどのような取立てができるはずもなく、債務者サイドの事情を理解し、むしろ銀行などの取立てよりも優しいと思われます。

ですから、サービサーに債権が譲渡されるということは、債務者にとってはある意味楽な環境になると考えるべきなのです。

また、不良債権の最終処理に向けた、大きなチャンスでもあります。

金融機関が不良債権をサービサーに譲渡する額というのは、通常は債権額の数パーセントであり、バルクセールなどでは1パーセントを大きく下回ることも多々あります。

サービサーは、驚くような少額で債権を購入できるのです。

そして、債務者に請求できる金額は元の不良債権額そのままですから、上手く処理できれば、売上利益率が100パーセントに近いという膨大な利益になります。

しかし、もともと金融機関に返済できない不良債権ですから、そんな額が回収できるわけはありませんし、そのことをサービサーも十分に理解しています。

購入原価にいくら利益を乗せれるか・・・

それだけが、サービサーの考え方なのです。

初期のサービサーとの交渉で
「本来なら、全額返済してもらわないと困りますが、大変な環境でしょうから半額を一括でお支払いただけませんか?
そうしていただければ、和解し残債権は放棄してもいいですよ・・・。」
この様な話をしてきます。

『50%もカットしてくれるの!?』

普通なら、この様に思うかもしれませんが、まだまだこれからです。

とりあえず、最初の条件提示というだけで、こんな金額を払ってもらえるとは、サービサーも思っていないのです。

ここから、苛烈なサービサーとの交渉が始まるのです。

そして、結論としては、債務額の3%〜10%が和解額の目標と考えてください。

サービサーは、「ダメなら法的手続きに着手することになります・・・」などと言いますが、前向きな交渉さえ続けていれば、法的手続きに移ることはほとんどありません。

なぜなら、サービサーは債務者の実態を把握し、ある程度の和解想定額をもっており、その想定額よりどの程度上乗せできるかの交渉をしているだけなのです。

したがって、無理,無茶,無駄な要求などしないサービサーに対して、目標額を持って手間隙をかけさせた交渉を続ける・・・・

これが、良い結果を勝ち取る秘訣なのです。

これが、サービサー法が平成の徳政令と言われる理由なのです。

徳政令のような全額カットはありえませんが、90%以上をカットしてもらえる可能性があるのですから・・・。

これは、チャンスでしょう?
このチャンスを無駄にしてはダメなのです。

不良債権処理において、債務者がもっとも力を尽くすタイミングともいえます。

知識を仕入れ、全力で取り組んでください。



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経営危機での取組み方・・・

従業員の給与が至急できない!!

取引先への支払ができない!!

銀行への返済ができない!!

・・・・・・。

誰も好き好んで、こんな厳しい状況になったわけじゃあないんでしょうね。

気が付けば、いつの間にか資金繰りが悪化してしまってたのでしょう。

これが経営危機なんだ・・・と、初めて気づき、
    どうしたらいいんだろう?・・・と、頭を抱えている・・・

こんな状況になると、精神的に追い詰められて、思考は悪い方向にばかり向かってしまい、どんどん深みにはまっていくのが通常です。

こんな時こそ、考え方をしっかりさせ、取組み方法を明確にする必要があります。

『経営危機の場面においての考え方』・・・これを理解することが大事です。

この考え方さえしっかりさせれれば、経営危機は乗り越えれるものです。

けっして難しい話ではありません。
次の3項目の簡単な内容です。

1.返済停止が正常な経済行為と思い込む
  返済を止めることをお話しすると、道義的な問題を持ち出される方がおられます  が、それは勘違いだと思います。
  当然、返済できる環境にあるならば返済する必要はあります。
  しかし、資金繰りがつかない状況では、返済を止めることに道義的な問題がある  とは思えません。何とか返済をしようと最大限の努力をされたのに、返済原資が  枯渇したのですから仕方がないと言えます。
  ここで、返済のための借入をしてしまえば、全てが終わってしまうのです。
  金融機関も、与信や担保不足になれば、約定を無視して平気で追加担保や追加連  帯保証人を要求してきますが、これは道義的には立派な背信行為なのに、通常の  経済行為として済ましているのです。
  返済を止めることにより、法的手続きでは対抗されますが、それは後のことで   す。今は、無理な資金繰りをせずに、返済停止が通常の経済行為と認識して対応  すべきです。

2.将来をシュミレーションする
  普通、経営危機に陥ったときに、どのように対応するかのノウハウを持たれた経  営者などはおられないと思います。
  そして、そのノウハウが無いから、発想が悪い方向に広がって行くこととなって  しまうのです。
  この段階で大事なことは、まずこのノウハウを身に付けることです。
  経営危機に関する情報収集と知識を身に付ければ、今後の展開がシュミレーショ  ンできるようになりますから、慌てることも恐れることもなくなります。
  当然、自分の人生を諦める必要がないことも理解できるはずです。

3.目的を明確にし、優先順位をつけて解決する
  返済を停止したり、経営危機の情報や知識を身に付けるだけで、全て終わるわけ  ではありません。  
  対応して処理していく事項が膨大にあり、これからの作業が大変なのです。
  ここで大事なのは、まず目標を明確にし、処理事項に優先順位をつけて処理して  いくことです。
  全ての事項に同時に対応することなどできるはずもありません。  
  現状を正確に把握するところから始め、処理事項を抽出し、優先順位をつけて順  番に処理・解決していくことが大事です。
  そうすれば、頭が混乱することもなくなり、精神的にも余裕が持てます。

以上が、経営危機場面での考え方です。

この様に、割り切って考えて取り組めば、冷静に対応することができるようになります。

経営危機は、大きな人生の分岐路です。
是非、参考にしてください。



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早く対応しないと・・・

手遅れ・・・?

つい半年前までは、そんな厳しい経営状況ではなかったのに・・・
なぜ、急にこんなに悪くなったのだろう?

今までと同じ様に経営努力は続けてきたのに、この半年で一気に利益が圧縮され、売上も激減してしまい、気が付いたら倒産の危機に晒されてしまった・・・。

最近は、いつの間にか経営危機に陥ってしまったという、そんな状況のお客様が増えていますね。

そう、この半年の急激な経営環境の悪化は想像を超えるものであり、バブル崩壊時をはるかに凌ぐのではないでしょうか。

そして、その変化に気づかずにぼやぼやしてたら、破産の選択肢しか残っていなかった・・・という状況に、誰もが簡単に陥ってしまう可能性がある環境です。


経営危機対策に手遅れはありませんが、ここまで経営が悪化してしまうと、有効な対策が少なくなるのは事実です。

対策には時間が有効であり、残り時間の減少とともに効果が減少するのは、全ての分野に共通するものだと思いますが、経営危機に関してはその傾向が特に顕著です。

時間の経過とともに、対策が事実に変化していき、誰からも異議を申し立てれない環境を作ってしまうからです。

例えば、金融機関から融資を受け、翌月から返済が滞ってしまえば、金融機関は詐欺だと喚き立てるでしょう。

しかし、3回(3ヶ月)は返済し、その後に返済できなってしまっても、詐欺を主張する金融機関はほとんどありません。

また、返済できなくなっても、普通の借入の場合は金利の支払を3回(結果として3ヶ月)止めない限り、期限の利益は喪失しません。

代位弁済や法的手続きは、期限の利益が喪失して実行されるものですから、表現を変えれば3ヶ月間の猶予があると考えられます。

他にも、時効の関係など、時間が解決してくれる事象が多く存在するのが、この経営危機対策の分野です。

『厳しいと感じたら、躊躇せずに対策に取り組む。』

これが、経営危機打破のキーポイントであり、その後の貴方の人生を大きく左右すると理解してください。

あの時に、処理していれば・・・・
・・・・今更、言っても仕方ありません。

そう、後悔しないために、早い決断が必要です。



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何とかなる・・・環境ではないですね・・・

「もう、何とかなる環境ではないから、何とかしてくださいよ・・・!!」

最近、現状認識の甘いお客様にお願いする表現です。

こんな経済環境下でも、『何とかなる・・・』だろうと思い込み、資金繰りが厳しいのに金融機関とのリスケジュール交渉を躊躇したり、新規借入や虎の子の預金取り崩しで平然と返済を続けている・・・そんなお客様にお願いしている表現なのです。


たしかに普段は、

『頑張れば、何とかなりますよ!』

私はこの様にお客様にお話し、元気づけるようにしています。

情報と知識を習得され、経営者として責任を果たすべく頑張られれば、どんな経営状況にあろうとも必ず“何とかなる”ものなのです。

ただ、これは経営危機に陥ってしまい、生き残りを賭けた人生の戦いをする場合の話で、経営危機を予防する場面での話ではないのです。

私は、事業再生を前提にした経営危機打開のコンサルタントであり、売上を拡大させたり利益率を向上させる専門のコンサルタントではありませんから、もし、現在の経済環境に対する意見を求められれば

『参りました・・・』

と、お答えするしかありません。

もっとも、優秀な経営コンサルタントでも、この現実に前向きな回答を出せる人がいるとは思えませんが・・・。

それほど、厳しい経済環境に陥っているのではないでしょうか。

もはや、経営努力だけで『何とかなる・・・』状況ではなくなっているのです。

  株価をみてください。
   ・・・・一進一退のようですが、着実に下落を続けています。

  不動産をみてください。
   ・・・・驚くほど下落していますし、購入時の融資も難しくなっています。

  建設をみてください。
   ・・・・業者は、売上も利益も確保できなくなっています。

  物価をみてください。
   ・・・・ドンドン上昇しているでしょう。

そう、とんでもない経済環境になっているのです。

収入は減少し、支出は増加を続ける・・・我々庶民とっては、生活することさえ厳しくなろうとしているのです。

そして、個人や一企業が『何とかできる』問題ではなく、全国的な・・・あるいは世界的な対応が必要な問題となっているのです。


こんな環境下で、既に資金繰りが厳しい場合どうすればいいのでしょう・・・?

・・・支出を抑える・・・

収入が減少するのだから、支出を抑えるという単純な図式です。

(収入が増えたり・利益が増えたりする)何とかなる環境ではないから、(支出を抑えて)何とかしてくださいよ・・・・ということなのです。

今回ばかりは、想像以上に景気は悪化するでしょうから、強引にでも徹底的に対応するべきでしょう。

結果として、生き残るために・・・。



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