このブログでAさんとお知り合いになり、情報交換を始めてから何年になるでしょうか。
そのAさんは、東京で中小企業を経営者され、人生と事業の再生に随分と以前から取り組んでおられます。
連帯保証人問題や信用保証協会への対応、そして時効についての見識が高く、その問題解決と活用について熱心に取り組んでおられ、私も色々と教えていただきました。
Aさんから、最近の債権債務処理の環境変化についてコメントをいただきましたのでご紹介をさせていただきたいと思います。
ご無沙汰しています、東京のAです。
2月以降、私も債権回収スタンスの変化について感じる事があるのでお知らせいたします。
今現在の生の債権債務の状況ですので 情報として お役にたてれば幸いです。
1月まで、信用保証協会からの定期的なお知らせ葉書は2月以降は私には届いておりません。
(随分と以前に代位弁済をされています。)
全くもって放置プレーですが、同じ境遇にある友人の債務者は、今年に入って債務名義取得されたとの事ですので、まずは債務名義をとって、求償権の権利を確保するという流れに変更はないようです。
しかし、2年前に私が債務名義を取得された後も、定期便葉書が2か月に1回は届いていましたが、この2月から、既に2か月経過しているにも関わらず定期葉書が届かないということは、信用保証協会側も環境の変化の様子見で、自らの回収スタンスの在り方を検討せざるを得ない社会情勢に苦慮している様子が感じられますね!(笑
そして、メガバンクのプロパー分原債務を債権譲渡されていたアビリオサービサー債権が、2か月前にパルティールサービサーへ債権譲渡をしました。
(経営者保証のガイドラインに合わせ 民法改正後を見越してあわててバルクしたようです)
要は、ポンカス債権の確定放出で、バルクセールという今までの流れですから、本来の私なら無視決め込むのですが、今回は【経営者保証に関するガイドライン】の運用開始もあったので、サービサーを詰めてやろうと連絡を取りました。
私: 「ずいぶん営業熱心なんだねぇ パルティールさんは?」
担当 「それで どういった返済計画なのでしょうか社長は?」
私: 「はっ?? 先ずは あなたが架空請求業者かもしれないので、債権の売買契約書と個別原価表を見せてください。
おたくが弊社の債権を購入したという証拠がなければ信用できません。」
担当 「ええっ? アビリオさんから、債権譲渡したとの内容証明書が届いてますよね?」
私: 「なにを言ってるんですか。! 内容証明郵便やアビリオサービサーの社判なんて、どうにでも作れるでしょう。
もし、仮におたくの会社で債権保有していると仮定しても、個別原価表ぐらいあるでしょうし、先ずは債権売買契約書の提示がなければ、話はここでフィニッシュでノーマネーだ(笑」 ※マネーの虎の吉田栄作風に。
担当 「私共にやましい事は一切ございません!」
私: 「だから、その根拠を示してくださいと言ってるんです。
あと2月から運用開始された経営者保証に関するガイドラインのQ&Aに、こっれって抵触しないのですか?」
担当 「社長様はずいぶんとお詳しいのですね、あのガイドラインも規定が詳細にございまして・・・」
私: 「そらそうですよ。友人がサービサーの社長しているし、友人に頼まれてサラ金の過払い請求の相談にものっているからね。(薄笑」
担当 「わかりました債権売買書の等の書類をお見せします。」
私 「あてにしないで待っているよ。」
担当者は見せる事も出来ない売買契約を見せると言ってしまった手前、その後、音信不通になってしまいました。
また担当を変えて、いずれは電話が来るでしょうが、交渉で債権買戻しを値切るより、私は時効を狙うつもりです。」
それよりも、今は商売が厳しく、朝から夜中までフルに働き、ほんとにトホホな事になっておりますが、今年から息子が第一志望の大学に入学しましたので、新事業も現在幾つか画策し、まだまだ稼がなくてはと思っています。
以上のコメントをいただきましたが、その気持ちの持ち様は、資金繰り厳しい中小企業の経営者には手本としていただきたいものです。
強い気持ちで絶対に諦めることなく、明るく前向きに取り組む・・・これが生き残る秘訣なのです。
詳しい内容は、ホームページをご覧ください,
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