かっとばせ借金 打ち勝て倒産!!

資金繰りが悪化した中小零細企業の、経営危機打開や事業再生へ向けてのお手伝いをさせていただいています。 経営危機場面での知識や情報をご提供し、従業員や家族のために命がけで闘う経営者が、諦めずに闘う現場を善戦苦闘日記としてご報告いたします。

発散

経営危機での経営者・・・


3代目の経営者は、コツコツと経営を続けてこられました。

経営者の顔が見えて来ないような、地味なイメージの小さな会社でした。

ところが、普段は目立たない経営者が、不況になると馬鹿ほど前向きに強烈なリーダーシップを発揮されるようになるのです。

そうなると、会社はキラキラと輝きを増し、不況に強い会社となっていきます。



健全時に優秀な経営者が、経営危機においても優秀だとは限りません。

逆に、普段は目立たない普通の経営者なのに、経営危機ではとてつもない能力を発揮される方がおられます。

特殊な資質を持った、経営危機という特殊な環境には強いという経営者もおられるのです。

経営危機の打開は、経営者に対して、一種独特である特殊な知識や特異な能力が求められます。

それは、経営についての知識などでありません。

経営者としての精神的な強さということであり、経営危機の打開に取組む強い気持ちと、健全な精神を維持し続けるということになります。

経営危機は、経営者の精神が蝕まれるような厳しい環境であり、ストレスが溜まりやすい環境になるのです。

そして、そのストレスを放置すると、経営者は、経営者としての能力を喪失することになってしまうでしょう。


中小企業の経営者には、ストレス発散という能力が求められます。

日常の業務において、ストレスは自然と溜まってしまうものだからです。

経営が厳しくなれば尚更で、その精神的な負担や抑圧は凄まじいものなってしまいます。

そのまま放置すれば、ストレスは蓄積され続け、いつ暴発するか判らなくない状況に至ってしまうでしょう。

そうなると、経営者の思考は狂いだし、正常な経営判断などできなくなってしまいます。

したがって、そうならないために、中小企業の経営者は、ストレスの発散方法を持つことが必要なのです。

ストレスなど溜まらないという経営者もおられますが、溜まらないのではなく、上手く発散をされているだけだと思います。

いかにストレスを上手く発散させるかが、中小企業の経営者に求められる不可欠な資質だといえるのです。

スポーツでもゴルフでも、お酒やカラオケなど、なんでもいいと思います。

いつでも難なく、ストレスを上手く発散できる方法を、経営者は持たれるようにしてください。


経営が厳しくなると、ただ仕事だけに取組もうさとれる経営者は少なくありません。

そんな真面目な経営者が、経営危機状況で仕事だけに全身全霊をかけて取り組み、精神的に病んでいかれる姿をみることは珍しくないのです。

経営危機という特殊な環境において、仕事に全力で取り組むのは当たり前なのですが、それだけでは、ストレスまで溜め込んでしまい良い方向に向かわないでしょう。

全てに我慢する必要などありません。

たまには、仕事を忘れて、自分を取り戻す時間も必要なのです。

経営者が健全でなければ経営危機は打開できません。

ストレスを上手く発散させることも、経営者の大事な仕事だと理解してください。



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ストレスは溜めない・・・


経営者は、このコロナウイルス禍において、ストレスの発散ができているのでしょうか。

優秀な経営者は、仕事により溜まったストレスの発散が上手いといいます。

そんな経営者は、ストレスは溜まって当たり前という捉え方の中で、様々なストレスの発散方法を持っておられます。

それほど、経営者はストレスが溜まるものであり、経営を守るためには、ストレス発散方法を身に付ける必要があるということなのです。



セミナーなどで、経営が厳しい環境においては、意味のないブライトは捨ててくださいとお願いをします。

プライドには、経営者の矜持として持っておくべきものと、経営者の見栄として持っておられるものがあると思います。

矜持としてのプライドは、いついかなる時も失わずに堅持すべきなのは当然です。

しかし、経営者として意味のない、見栄を張る意味でのプライドは、経営が厳しい環境においては、即刻、捨て去るべきだというのが原則です。

例えばですが、高級車に乗っておられる中小企業の経営者は少なくはなく、一つのステータスだといえるのかもしれません。

1000万円を超える様な高級車であろうとも、健全な経営環境においては、大きな問題にはならないでしょう。

しかし、経営が厳しくなり、経営改善に取組む必要がある厳しい状況においては、考え方を改めなければなりません。

従業員などに対して、雇用条件面でも無理をお願いするような状況で、経営者だけが今まで変わらずに贅沢を続けるなど許されるものではありません。

無理をお願いする以上、従業員は常に経営者の姿勢を見るようになりますから、まず経営者が変わる必要があるのです。

だから、セミナーの冒頭などで、経営危機に立ち向かう経営者の姿勢を見せる意味で、もっとも見えやすい自家用車である高級車に触れる様にしています。

高級車から大衆車に乗り換えた姿を見て、従業員は経営者の覚悟を感じるのではないでしょうか。


ただ、全てがそうでもなく、高級車のまま乗り続けた方が、会社が良い結果に向かう
場合もあるのかもしれません。

ある経営者は、唯一の楽しみが、大好きな車に乗っての通勤時間であり、一人寛げる時間でしたし、様々なことを考えられる時間でした。

経営者にとって、日頃のストレスが発散できる貴重な空間であり、経営者としての責任を果たすために不可欠なものなのです。

そんな経営者に、たとえ経営が厳しいからといって、唯一無二の幸せの対象を処分しろとは言えませんし、悪い結果につながってしまう可能性は少なくありません。

本来なら、高級車を処分する毅然とした姿勢を見せるべきかもしれませんが、経営者のストレス発散は、経営を維持するために優先的なテーマになりますから、そのまま乗り続けるのも選択肢になるということになります。

それほど、経営者のストレス発散は、経営維持において重要なキーワードなのです。



あるご相談者は、高級クラブなどに飲みに行くのが、唯一の趣味で、ストレスの発散方法でした。

仕事で、どんなに嫌なことがあっても、クラブに飲みに行くことで、翌日はすっきり仕事に取組むことができるのです。

優れたストレス発散方法だと思いますが、それなりの高額な費用が必要となりますので、経営危機に陥った様な状況では、当然に控えるべきものだといえます。

しかし、唯一のストレス発散方法を取り上げれば、そのご相談者はストレスが溜まり、ポジティブに経営に取組めなくなってしまいます。

そう考えると、経営の厳しい状況でも、ある程度は容認すべきことだといえるのかもしれません。

当然、今までの様に頻繁にではなく、経営者がストレスを発散できる最低限まで、ギリギリの抑制した状況でということになります。



私は、それほどに、経営者のストレス発散は重要なテーマだと考えています。

健全な経営時においても、経営者はストレスが自然と溜まるものですし、経営危機状況であれば尚更であり、ストレスが溜まれば、正常な経営判断さえもてきなくなるかもしれないからです。

経営者は孤独であり、他人に相談できなくて、一人で頭を悩ます事案も多く、ストレスは溜まって当たり前だといえます。

したがって、その溜まったストレスを、どの様に解消させるかが重要だといえるのです。

冒頭でもご紹介しましたが、ストレス発散の方法を持っているかは、経営者に求められる重要な資質だといえます。



コロナウイルスは、ストレスの発散にも影響を与えています。

ストレスの発散方法が、ゴルフやハイキングなど、屋外のコロナウイルスの影響を受けないものなら、今でも日常的にストレスの発散ができていると思います。

しかし、お酒や、カラオケなど、コロナウイルスの影響で制約を受けるものなら、制約が続く環境で、随分とストレスも溜まっておられるのではないでしょうか。

その様な経営者は、何か、早急に、他のストレス発散方法を見つける必要があるのかもしれません。

この、コロナウイルス禍という、未曾有の異常経営環境を生き残るには、経営者がストレスを上手く発散させることが不可欠だといえねのですから・・・。

経営者のストレス発散は、経営者の余暇や趣味・遊びといった贅沢と捉えるのではなく、経営を維持するために不可欠だと捉えるべきなのです。


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