かっとばせ借金 打ち勝て倒産!!

資金繰りが悪化した中小零細企業の、経営危機打開や事業再生へ向けてのお手伝いをさせていただいています。 経営危機場面での知識や情報をご提供し、従業員や家族のために命がけで闘う経営者が、諦めずに闘う現場を善戦苦闘日記としてご報告いたします。

人生

破産させないという仕事・・・


私は、経営危機打開のコンサルタントです。

先の見えない厳しい経営状況に陥った経営者に向けて、経営危機を打開する方法をアドバイスするのが仕事になります。

アドバイスの最優先の対象は経営者であり、そのために、将来的に安定した生活を確保できるだろう選択肢を提案するのです。

その選択肢が、再生に向けて経営改善に取組む場合もあれば、債権放棄を受けて事業譲渡したり、第二会社を活用して事業を承継させたりすることもあります。

経営者の人生が安定的に確保できるならば、現在の事業を整理することも選択肢となりうるのです。



最近の新規のご相談は、何故か破産に関するものが増えてきました。

それも、多くのご相談者が、『もう、破産するしかないと思うのですが・・・』と、自らこの様な表現を使ってご相談をいただくのです。

私は、ご相談者の事業やご本人を、できるだけ破産をさせないようにアドバイスしています。

経営危機では、破産も選択肢であることは間違いありませんが、最劣後の選択肢となります。

経営者の人生を確保するためには、もっと容易で有効な選択肢が多く存在するだといえます。

破産をして全てを失うよりも、現状のまま頑張って誇りをもって生きる方が、今後の人生がより良い展開になる場合が多いため、破産はできるだけ回避するようにアドバイスしているのです。

ところが、最近のご相談はその内容から、破産をした方が今後の人生がより良くなると思われる事例が少なくありません。

たとえば、目ぼしい資産を所有されていない場合です。

無い袖は振れないとは逆の状況であり、破産をしても失う資産等がありませんから、破産も十分に選択肢になるわけで、この様なご相談者が増加しています。

また、厳しい経営状況を、自ら打開しようとせず、他人任せにして逃避しようという経営者も少なくありません。

経営危機を打開しようという強い意志をお持ちでない経営者においては、その結果は見えていますので、破産を選択した方が精神的にも楽であり、次の展開も開けるのではないでしょうか。

さらに、債務者の年齢が、30歳台などといった若さだとすれば、破産は有効な選択肢に浮上するでしょう。

いつまでも債務を抱えて戦い続けるよりも、一度、破産により全てをシャッフルすることで、新たな人生を再スタートした方が、今後の人生は開けるのではないでしょうか。

また、第二会社方式で債権放棄を伴う事業譲渡などにより、事業再生を実現している事例が増えています。

この様な手続きを活用する場合。残ったバット会社を、最終的に破産させることは当たり前となっています。

この様に、破産という選択が、有効となる状況は確実に増加しています。

しかし、今後の人生を決定づけるかもしれない判断になることを忘れないでください。

そして、その選択が、簡単ではないことを理解して取組む必要があるでしょう。



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破産以外の選択肢・・・

会社が倒産する様な厳しい状況でも、対応すべき様々な選択肢があります。

その様な選択肢を知らずに、破産をするしかないと考えている経営者は多いようですが、それは最終最後の選択肢なのです。

破産を選択するまでに、経営の状況に合わせて、選択すべきベターな取り組みが存在しますので、納得したうえで根拠をもって選択することが、経営者の責任だといえるでしょう。

難しい作業に思われるかもしれませんが、自ら選択する方法がありますのでご紹介をしたいと思います。



自分の人生が決まってしまう決断を、他人任せにされる方はいないでしょう。

会社の方向性について経営の専門家に相談されたとしても、あくまでも参考にされるだけで、最終的には自分で判断し決断をされるのではないでしょうか。

ところが、経営危機に陥った場面においては、専門家任せにされてしまう経営者が少なくありません。

多くの経営者は、経営危機での知識など持っておられませんから、専門家の話を頭から信じても不思議ではないと思います。

そして、専門家のアドバイスが最善の方法であったならば、何ら問題もありません。

しかし、多くの場合、専門家の職種や独断と偏見に満ちたアドバイスであり、経営者のための最適なアドバイスになっているのかは甚だ疑問に思います。

現在の経営状況の具体的な把握や、今後の取組の可能性を精査し、経営者の意向などにも考慮したうえで、専門家がアドバイスをされている事例が極端に少ないからです。

というよりも、あらかじめ答えが決まっており、経営者の状況など関係なく、同じ方向のアドバイスをする専門家が少なくありません。

ある事業再生の専門家などは、まず経営者の手元資金を確認し、しばらくの支払いが可能であれば、経営改善を勧めてきます。

既に、経営破綻状況で、再生の可能性など皆無なのに、資金が続く限り経営改善に取組ませるのです。

ある法律の専門家は、経営の厳しい経営者から相談を受けると、ほぼ無条件で破産を勧められます。

まだリスケジュールへの取組みなどで資金繰りが確保できる状況でも、経営改善に未着手の状況であっても、満足に財務関係書類をチェックすることもなく破産なのです。

そして、知識のない多くの経営者が、これらの専門家の話を信じて、勧められるがままの選択をされるのは仕方がないことなのかもしれません。

結果的に、それが最善の選択肢であればいいのですが、多くの場合、経営者にとってもっと優先して取り組むべき選択が、他に存在していたといえるでしょう。

どんな場面ででもそうですが、経営の継続を判断する様な重要な場面での決断は、必ず経営者自らの判断で実施すべきだと思います。

専門家のアドバイスなどを、ただ信じて選択するのではなく、根拠をもって自らが納得したうえで最善の選択をされるべきなのです。

たしかに、経営危機の場面などの知識は希薄で、選択は簡単ではないと思いますが、多くの関係者の人生を左右する決断となるのですから、ここはしっかりと対応をしていただきたいと思います。



現状の把握と、それを基にした今後の取組の方向性について、難しくない作業で最善の選択をできる方法があります。

厳しい経営状況で、どの程度の経営危機なのかを認識するのは簡単ではありません。

ましてや、現状を前提にして、経営危機を打開するための最善の取組みを選択するというのは、専門家でも容易ではないでしょう。

しかし、経営危機の打開の意味をどう捉えるかで、選択という作業は大きく変化するのです。

事業を維持し、人生を守ることが経営危機の打開だと捉えることで、現在の経営状況の把握と、今後の取組の方向性の選択は難しくはなくなります。

我々も、経営危機打開のコンサルタントとして、経営者からのご相談を受けて、経営状況の把握に始まり今後の取組の方向性までアドバイスすることは少なくありません。

そんな時、アドバイスする内容は、当然に1つの方向性ではありません。

どんなご相談者にも、同じ方向の取組みをアドバイスするのではなく、経営の状況に合わせて勘案し、様々な選択肢から最善と思われる取り組みを提示します。

軽度な経営危機での簡単な資金繰りや経営改善の取組みから、最終局面での事業維持対策や現経営体の整理まで、アドバイスの内容は広範囲に亘ります。

そして、最善を選択するために、当然に手続きを経ることが必要なのです。

最初は、一定のルールにのっとって、現在の経営状況をできるだけ正確かつ具体的に把握することから始めます。

そして、可能性があると思われる複数の取組みを抽出し、経営状況などに合わせて絞り込んでいきます。

最終的に、最善と判断した取組みが選択できることになるのです。

選択までの手続きは、ご相談者である経営者とともにご協力をいただきながら作業を進めていきます。

そうすることで、選択についての根拠を理解していただき、納得して選択した作業に取り組んでいただけることになるのです。



ご紹介した内容は、決して難しいものではありません、

過去の事例から、設問と結果を用意し、一定のルールに則ってフローチャートを進めていくことで、現在の経営状況の把握から、今後の取組の方向性まで選択できるようになっています。

時間にすれば、10分程度で最善の選択を導くことができるのでしょうか。

次回のブログでは、この方法について、具体的にご紹介をしたいと思います。



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経営破綻からの人生・・・


破綻した会社の経営者の、その後の人生はどうなるのでしょう。

信用も資産も、自宅さえ喪失し、悲惨な人生を送ることになるのでしょうか。

経営者が、やるべきことをせずして、経営破綻を選択してしまえば、そうなってしまうのかもしれません。

しかし、しっかりと対応して、経営者がその責任を果たして事業を整理することができれば、ポジティブに新たなスタートを切るのは難しくありません。




知り合いにも迷惑をかけ、地元に住み辛らくなって、奥さんの故郷に引っ越しをされた経営者がおられます。

知人の紹介で勤めた会社で、家族のために頑張ろうとされたのですが、はるかに年下の上司にこき使われ、辛抱しきれずに辞めてしまわれた経営者もおられます。

未払いの取引先に追いかけられ、その後、行方不明になった経営者もおられました。

再起を期して、新たな事業に再挑戦されましたが、失敗してしまい、一家離散された経営者はどうされているのでしょう。

これらは、当たり前の現実の話ですが、経営破綻後の経営者の人生は、この様に、悲しいほどに厳しいものばかりです。

経営破綻とは、従業員や取引先などの関係者に、大きな負担をかけて事業を整理することですから、経営者の人生は絶望的であって当然だといえるのでしょうか。

そんなことはありません。

それは、大きな勘違いだと思います。

この様な結果になってしまうのは、経営破綻の選択において、経営者としての責任と、一家の大黒柱としての責任を放棄してしまったからではないでしょうか。

本来、たとえ経営破綻をするとしても、経営者には最善の結果を得るための経営責任がありますから、いろんな角度からしっかりと対応をしなければなりません。

取引先などが連鎖倒産しないようになど、事前の準備を進めることなども可能であり、それにより夜逃げなど不要になるのです。

また、たとえ経営破綻後の経営者といえども、人として、親として、家族を守るため大きな責任があります。

そのために、何とかするという強い気持ちをもって、早いタイミングから準備をしたり、辛抱と努力を積み重ねて生活の糧を得るというのは当然のことでしょう。

そうすることで、いつまでも、家族が仲良く地元に住み続けることができるようになるのだと思います。

たとえ、経営破綻した経営者であろうとも、しっかりと責任を果たすことをすれば、その後は、新たな人生なのです。



新たな人生にどの様に取り組んでいくのか、それこそ、人としての真価が問われる場面ではないでしょうか。

経営危機の打開とは、経営者が恒久的に安定した人生を確保することですから、専門のコンサルタントとして気になるところです。

実際、見事な結果を出される方は少なくありません。

その中でも、ちょっと信じられないような結果を出されている凄い人がおられます。

その方が、事業を整理してから10年ほど経過しましたが、今でも毎年、新年会シーズン頃に事務所に顔を出していただきます。

元々は、大手商社にお勤めで、バリバリ頑張っておられました。

ある時、製造業を経営するお父様が突然に亡くなられ、一緒に働いていたお母様が途方に暮れることになりました。

お母様が強く要望をされ、後継者候補が他にいないこともあって、仕方なく商社を退社して事業を引き継ぐことになったのです。

ところが、事業を承継し、様々な資料を確認すると、様々なことが次々に判明します。

粉飾決算で、見た目の決算書は悪くありませんが、ここ数年は営業赤字が続いており、実質は債務超過に陥っています。

業界自身が構造不況業種で、今後の黒字化の目途など立ちようがありません。

しかも、資金繰りを確保するために、銀行からの借入は、返済しようがないほどに大きく膨らんでおります。

実態を把握するにつれ、不安は大きくなり、絶望的ともいえる状況に陥っていきました。

まるで、倒産をさせるために、商社を退社して戻ってきたようなものです・・・。

しかし、ここからの判断と切り替え、そして、行動力には凄いものがありました。

最善の選択は、経営改善ではなく事業の整理と判断し、直ぐに任意整理に取り組まれたのです。

商取引債権者のみを対象とした経営説明会議(債権者集会)を開催し、可能な限りの手元資金は全て配当し、連鎖倒産を防がれました、

さらに、従業員についても、全て個別面談したうえで、要望のある従業員については次の雇用先を紹介までされたのです。

ここまで、見事な任意整理だった思いますが、本当に見事なのは、ここからの『新しい人生』ではないでしょうか。

任意整理がある程度片付くころ、元の勤務先である商社に復帰をされました。

大手商社ですから、再雇用してもらえるなど奇跡のようなものだといえるでしょう。

雇用してもらうだけで有難いのですが、そんなことで納得し満足される方ではありません。

商社マンとして復活すべく、妥協することなく全力で取り組まれます。

新年にお会いするときに、部署や肩書が変わると名刺をいただくのですが、たしかにポジションは確実に上がっているのです。

ただ、肩書は出世しても、ラインからは外れているというのが、大手商社の厳しさというものなのでしょうか。

しかし、二年前、なんと部長代理になっておられました。

ラインからは外れて部下もいないというポジションでしたが、再雇用でここまで出世したというのは、前例のない凄いことだということで喜んでおられました。

ところが、今回いただいた名刺の肩書は、なんと『部長』なのです。

当然にラインの長で、部下も大勢いるというポジションなのです。

自ら経営する会社を任意整理し、そのまま人生を喪失させても不思議ではない状況で、大手商社に再雇用してもらっての結果ですから驚くしかありません。

しかし、ご本人は、『これで精一杯、もう終わりです・・・。』と言われながらも、『新しい人生』への思いは、まだまだ納得しようとはされていないように感じます。



経営を破綻させた経営者といえども、凄い人は沢山おられます。

私どもにご相談に来られる経営者というのは、皆さん前向きに取り組もうとされる方ばかりです。

普通なら、破産を選択するような環境でも、何とか切り抜けようとされるのですから、並の経営者ではありません。

ただ、何らかの理由で、取り返しのつかない状況に陥ってしまっただけなのです。

そうなったことは仕方ありませんから、最善の処理をするべきでしょうが、それと新しい人生とは関係ありません。

新しい人生は、精一杯、前向きに取り組んで、良い答えを求めるだけのことなのです。

経営破綻したぐらいで、人生を諦める必要などありません。



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事業整理後の経営者・・・


『倒産』に対する経営者の恐怖は、表現のしようがありません。

精魂を込め手塩にかけて育てた事業が、倒産により実体を喪失してしまうだけではなく、経営者のプライドや名誉などもズタズタにしてしまいます。

さらに、保証債務などといった大きな負の遺産を、経営者や関係者に背負わせてしまうのです。

資産や生活を失うだけではなく、倒産後の経営者の人生は、マイナスからの再スタートということになるのでしょうか・・・。




倒産すると、経営者は、本当に全ての資産を喪失してしまうのでしょうか。

倒産をすると、経営者は、保証人として債務を背負って返済を続けるか、破産をするしかないのでしょうか。

多くの場合、経営する会社が倒産すると、経営者は厳しい惨めな境遇に追い込まれると思われていますが、実際がどうなのかについて、代表的な事例を基に考えてみたいと思います。



まず、倒産をすると、会社は当然のこと、その経営者も資産を全て失ってしまうと思われています。

普通に倒産をすれば、この通りになってしまうのが現実だといえるでしょう。

ただ、平成26年2月に経営者保証に関するガイドラインの活用が開始されて以降は、一定の条件の下で、華美でない自宅の確保や相応の資金の確保が可能になりました。

また、法的な手続きではなく、任意の手続きで倒産する場合は、一定の資産を確保することは十分に可能になります。

その他にも、資産を維持する方法は様々に存在しますので、倒産をしたからといって全ての資産を失うというものではありません。



倒産をすると、現在の自宅に住めなくなって、遠い町に引っ越しをしなければならないと思われています。

たしかに、従業員や仕入先,親戚,知人などに散々に迷惑をかけて倒産をすれば、その町に住めなくなって当然なのかもしれません。

しかし、関係者に一定の配慮をすることができれば、感情も和らぎますから、そのまま住み続けることは可能になるでしょう。

たとえ、破産などの法的手続きをしても、その事実を近隣の住民が知ることなど稀だといえますから、大きな影響はありません。

自宅は、様々に維持する方法がありますから、倒産しても自宅に住み続けれる可能性は少なくないといえます。



倒産すると、経営者夫婦が離婚するのも珍しくないと思われています。

実際、倒産により生活が維持できなくなって離婚をされたり、旦那に愛想をつかして離婚するという事例もあります。

この様な事例の場合は、何の準備もせずに倒産をされたたり、過去に旦那が散財を繰り返していた場合の様に思われます。

夫婦で情報を共有し、経営状況を認識することができておれば、離婚に至るケースは非常に稀ではないでしょうか。

何よりも、倒産後の再スタートは、強固な夫婦のタッグが最強の武器だといえますから、しっかりと対応していだきたいものです。



金の切れ目が縁の切れ目といい、倒産をすると、友人さえも失うと思われています。

たしかに、金銭などにおいて直接的に迷惑をかけていれば、その様な結果になってしまうかもしれません。

しかし、そうでなければ、倒産により友人を失うという事例は稀有だといえるでしょう。

逆に、倒産後に、仲の良い友人が増えたという事例は珍しくありませんから、倒産と友人は関係ないといえるでしょう。



倒産をすると、収入も激減し、生活を維持するのが難しくなると思われています。

これは、何の準備もせずに破産などをした場合には、当たり前の結果だといえるでしょう。

中小企業経営者としての収入を失い、マイナスからの再スタートになるわけですから、生活の糧を得るのは困難になって当然だといえます。

ただ、それは、何の準備もせずに倒産をした場合に限定をされます。

形態を変更して事業を維持たり、次の就職先を事前に確保しておくことにより、倒産後の生活の糧を確保することは難しくありません。

当然、以前の生活レベルまではいかないでしょうが、不満や不足のない生活が確保できれば幸せだと考えるべきなのでしょう。





以上が、倒産後に、経営者が陥る代表的な不安要素になり、ネガティブな事例が並びました。

しかし、倒産後の環境変化も、倒産の仕方や取り組み方次第で、ポジティブなものに変化させられるのです。

倒産後の経営者の生活をポジティブになものにするポイントを、以下の様にまとめてみました。

  親戚・友人などから借金しない
   借金したとしても返済して、最終的に迷惑をかけない

  仕入先などの取引先への支払は優先する
   未払いが残ったとしても、払えるだけ払うなど最大限に配慮する

  冷静に判断し、決断のタイミングを間違えない
   現状での継続が難しい場合は、速やかに次のステージに移る

  健全な早い段階から、万が一に備えて準備する
   家族を事業に巻き込まず、資産は分配して保有する

計画倒産は否定的に捉えられがちですが、その意義を間違えず活用すべきだと思います。

経営者の社会的責任として、従業員や仕入れ先などの社会的弱者のために、倒産は計画的に取り組むべきものなのです。



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何が、大事なのか・・・



どうしても、経営危機に陥った経営者が、頭に入れておいてほしいことがあります。

それは、経営者ご自身の、その後の人生をどう確保していくのかということです。

厳しい経営危機状況に陥ると、先の見えない不安の中で経営者は、『自分はどうなってもいいから・・・。』、と考え、経営者の責任を果たそうとされます。

しかし、本当に最後まで経営者の責任を果たそうとされるなら、まずは、経営者ご自身の足元を固める必要があると思います。



もし、経営危機を打開するプロセスにおいて、常に頭に入れておくことが有るかと問われれば、私には二つの答えがあります。

1つは、従業員などの社会的弱者を守ることを、最優先に考え対応するということ。

経営危機を打開する全ての場面で、常に配慮すべきテーマであり、これを達成できてこその経営危機打開だといえます。

もう1つは、経営者ご自身の人生を、どう確保していくのかということです。

経営者の人生なんて、最後に考えればいいと思われるかもとれませんが、現実として、経営者の人生を確保できない経営危機打開などあり得ません。

経営者が、生活を確保してこそ、経営危機の打開に取り組むことができるのです。



多くの経営者は、経営危機に陥ると、先の見えない不安の中で、自分を見失うことになります。

自分はどうなってもいいから、会社や従業員を守りたい・・・

現実に、ご相談に来られた多くの経営者が、この様なことを口にされます。

経験したことのない厳しい環境では、この様に考えて当然なのかもしれません。

このままでは、悲惨な結果にしかならないと思っておられるから、経営者として、自分が身を挺して犠牲になっても、少しでも良い結果を得られたいと考えられるのです。

しかし、現実は違います。

経営危機は、打開できるものなのです。

経営者が、それほどの思いで、真剣に取り組めば、良い結果は得られるのです

この事実は、徐々に経営者も知ることになります。

少し知識が入り、周りが見えてくる様になると、これから、自分自身はどうなるのだろうと考えても不思議ではありません。

そして、何とかなることが判り、次に自分ことをと思っても、もはや手遅れなのかもしれません。

経営者は、何の準備もせず、全てを失った後なのですから、後悔するしか残っていません。



本当に、従業員などの社会的弱者を守りたいのであれば、同時に自分の生活や人生の事も考えなければなりません。

最後まで、経営者としての責任を全うしようとされるなら、経営者ご自身の事を、常に頭に入れておくべきでしょう。

経営者の、人生の基盤が失われ、生活さえも確保できないような状況であれば、守れるはずなどないのです。

経営危機を打開する局面において、自分の今後の人生について考え準備するというのは、ある意味、経営者としての責任なのかもしれません。

経営危機の打開において大事なのは、経営者のその後の人生をどうするかということです。



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経営者を守ることから・・・



『私はどうなってもいいので・・・。』

経営危機に陥って、ご相談に来られた経営者の口から、よく発せられる言葉です。

経営者として責任感があり、当然のことだと受け取られがちな内容ですが、私は、間違った危険な考え方だと思います。

本当に、経営危機を打開したいのであれば、まず、経営者の生活と人生を確保することが大事なのではないでしょうか。



中小企業の経営者は大変です。

経営者としての統括は当たり前のこと、現場から営業、そして経理など業務全般に亘り、最高責任者として対応し、最後まで処理する義務があるのです。

予想もしていなかった経営危機に陥っても、自らの力で打開することを要求されることになります。

当然、全力で打開に向けて取り組まれるのですが、経営危機での知識が有りませんから簡単ではありません。

全ての時間を費やし、私財を投じても、良い結果は得られず、『事業さえ守れるならば、私はどうなってもいい・・・』と、考える様になってしまうのでしょう。

現実に、自らの資産を取り崩したり、自宅までも売却して、運転資金を作ろうとされるのですが、私は、この様な考え方は間違っていると思います。

たしかに、自宅を売却することにより、事業の運転資金が確保できて、それで画期的に事業が改善するならば、その選択肢も否定はできません。

しかし、画期的に事業改善できる可能性は、いったいどれほどあるのでしょうか。

現実に経営危機の打開に取り組んでこられても、具体的な結果が得られない状況であるならば、単に延命にしかならない可能性の方がはるかに高いといえます。

そして、この状況において、経営者が生活の基礎を喪失するというのは、経営者がその責任を遂行できなくなるということなのです。



経営危機において事業を維持しようとすれば、経営者にかかる負担は生半可なものではありません。

その負担を、癒すのが家庭なのですから、生活に不安を抱くように状況では問題があると思います。

従業員や取引先といった社会的弱者を守るのも、経営者の大きな責任であり、その遂行のためにも、日常を確保しておく必要があるのです。

そして、『私はどうなってもいいので・・・』と言われた経営者も、状況の変化で考え方も変化します。

経営危機に陥り、右も左も判らない不安な環境で発せられた言葉ですが、具体的に経営危機の打開が進むと、『何とかなるかもしれない・・・』と考える様になってきます。

そうなると、経営者も、現実に気づき、明日に繋がる自分の生活と人生を、具体的に考える様になるでしょう。

『明日はない・・・』という絶望から、『明日もある・・・』という希望に変化するのですから、考え方も変化して当然だと思います。

しかし、その現実に気づくこの段階において、既に全てを喪失しており、『手遅れ』になっていることが少なくないのです。



経営危機を、本気で打開しようとするならば、まず、経営者ご自身の生活を確保することが大事だと思います。

経営者の、安定した生活基盤があるからこそ、効果的な経営危機の打開を図れるのです。




全ての経営者が、この様な責任感の強い方ばかりではありません。

まず、自分自身の事を考え、私利私欲を優先した処理をされる経営者も少なくはないでしょう。

しかし、この考え方も、ある程度は許容できるのではないでしょうか。

その先に、事業の維持や、社会的弱者を守るといった、経営危機打開のテーマがあるのならば、間違っていないように思います。

大事なのは、経営危機を打開するという目的の達成なのです。

そのために、『私はどうなってもいいので・・・。』といった考え方は、改めていただきたいと思います。



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金銭感覚を修正・・・



ご相談者と、初めて打ち合わせをさせていただくとき、初回相談料として20,000円を頂戴いたします。

2時間ほどの初回ご相談において、必ず、精神的な不安を和らげ、具体的な方向性の提示までさせていただきますので、納得していただける内容だと思います。

良いコストパフォーマンスで価値はあると思うのですが、これは私の見方であり、この様な業界においてではという事でしかありません。

立場を変えれば、価値観も変化しますから、我々は、常にご相談者の立場に立った視点で、このコストパフォーマンスを見直す必要があるのかもしれません。



友人二人と飲む、場末のスナック。

久しぶりに盃を共にする喜びで、時間も忘れて盛り上がるのですが、悲しきかな昔とは違います。

冷静に、終電の時間を気にしながら、デンモクで曲をリクエスト。

これが最後の曲になるかなと思いながら、水割りを一口含み、ママにお会計をお願いし、エピローグを熱唱。

いったい、いつの間にこんなに変わってしまったのでしょうか。

終電など気にせず、平気で夜中の1時2時まで飲んで、タクシーで自宅まで帰っていたあの頃は、いったい何だったのでしょうか。

あの頃と比べると、当然に年齢を重ねて体力は減少していますが、何よりも自由になるお金が減りました。

このアベノミクス景気で、中小企業の業績は回復傾向にあり、その反動で私の仕事は減少傾向なのです。

そして、子供2人が、私立の高校大学に通っていますから、家計を圧迫して大変な状況にあります。

結果、この環境の変化に合わせて、私も変わらなければならないというのは当たり前のことなのでしょう。

場末のスナックで、たまに飲んで歌って楽しめるという事で十分であり、タクシーで帰るなどといった無駄はせず、終電で帰るべきなのです。

今の環境,今の仕事では、たとえ1円でも無駄になど出来ないことを自覚し、スナックで飲めることを贅沢だと感謝すべきなのでしょう。



この仕事をしていると、お金の価値について、私の価値観を否定されるほどに考えさせられることが多くあります。

経営が悪化したり、資金繰りに苦しんでおられるお客様から、ご相談の電話やメールをいただきます。

初回のメール相談や15分間の電話相談は、無料で対応をさせていただきますが、短時間の単純な応答には限界があり、根本的な対応をとるまでには至りにくいといえます。

しかし、資金的に余裕のあるご相談者はほとんどおられず、20,000円の初回相談費用さえお支払い困難なご相談者は少なくありません。

10,000円で相談に乗ってくれとか、今は払えないが必ず後日支払うので相談に乗ってくれなどと、要望されるご相談者も珍しくありません。

ブログでいうべきことではありませんが、この様なご要望には、基本的にお答えをするようにしています。

真摯さが伝わるご相談者には、専門家としてお応えする義務がありますから、真剣にアドバイスをさせていただき、必ず、笑顔で帰っていただくようにしています。

後日のお支払いの約束をいただいているご相談者の中には、5000円を4回の分割でお支払いくださる様なご相談者もおられますが、最終的には、ほぼ全員がお支払いをしてくださいます。

10,000円でお約束したご相談者は、1万数千円しか入っていない財布から、少し汚れた一万円札でお支払いくださいます。

財布には、数千円しか残っておらず、この1万円は、そのご相談者にとって本当に大事なお金であることを、私は肝に銘じなければなりません。

私が、ご相談者から頂戴する相談料は、ただのお金ではないのです。

ご相談者が、身を削ってご用意くださった、貴重なお金なのですから、無駄になど出来るはずはありません。



貨幣価値は変わるものです。

というより、環境に合わせて、変えていかなければならないものです。

事業の資金繰りが悪化したら、高級車を安い国産車に買い替えたり、不要な資産を処分したりして、当然に生活も質素にしなければなりません。

事業を整理した場合などは、住むところも含め、生活そのものを見直し、現在の環境に合ったものにしなければならないでしょう。

環境が変わったという事実を容認し、自らが変化して行くことが、これからの人生において必要なのだと思います。



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女は強し!  男は弱し・・・?



火事場の馬鹿力といいますが、土壇場の、瀬戸際で、発揮する力には凄まじいものがあります。

経営危機の場面においても、資金繰りなどで追い詰められた経営者が、普段では想像もできないような力を発揮して、急場を凌いだ事例には事欠きません。

しかし、そんな成功事例について、よくよく状況を確認してみると、経営者の後ろに奥様の影が見え隠れしていることが多いのです。

普段は、経営者であるご主人を立てて、前には出られない貞淑な奥様が、火急の場面では、経営者であるご主人を上手くコントロールされて、難題を処理されることが珍しくありません。



経営者が、夫婦でご相談に来ていただく場合、ご主人と奥様の関係を見ているだけで、おおよその経営状況が確認できるように思います。

ご主人がお元気で積極的にお話をいただき、奥様はほとんどお話になられない様な場合は、事業の状況はそんなに悪くありません。

逆に、ご主人は元気がなくて余りお話もされず、奥様が具体的なお話をしていただける場合などは、厳しい経営状況になっていることが多いようです。

当然、ご夫婦の性格にもよるでしょうが、傾向として、『女性は、逆境に強い!』この様な見方ができる様に思います。

男性と女性の、生理的な本能の違いなのかもしれませんが、厳しい状況に追い込まれると、適応力や対応力が男性は低下し、逆に女性は向上をするのかもしれません。

出産を経験される女性の、最後まで諦めることない強さは、男性にはなかなか理解できるものではないようです。



奥様が、事業の経理などを担当されておられれば、必然的に経営状況の把握はされておられるでしょう。

したがって、経営状況が厳しくなれば、当たり前のようにご主人と危機感を共有し、協力をして対応していただけると思います。

しかし、経営者の奥様が、事業には関与されておられず、経営状況をご存じない場合には、奥様への対応は考えなければなりません。

健全な経営が維持できているときは問題ありませんが、経営状況が厳しくなった時にどうするかなのです。

奥様に心配をかけないために、厳しい状況などは伝えず、男として自分だけで対応をしようとされるのか・・・。

夫婦として、力を合わせて危機を乗り越えるために、全てを説明して協力をしてもらうのか・・・

中小零細事業の経営者は、経営状況が、そのまま生活に直結してしまいますから、この判断は難しいところになります。

普段からのご夫婦の関係や、事業の規模などにも影響されるでしょうから、一概にどちらが良いとは言えないとも思います。

しかし、私のご相談させていただいた事例からでは、全てを奥様にご説明され、協力を仰がれた場合の方が、遥かに良い結果に繋がっていると断言できます。

それには、3つの理由が考えられます。

1つは、奥様に全てを話すことで、経営者であるご主人の心の拠り所ができることです。

会社での厳しい状況の中で、精神的に追い込まれているのですから、家庭に戻った時には、少しでも余裕を取り戻せることになるでしょう。

もう1つは、奥様に、黙り通すのが難しいからです。

資金繰りが本当に厳しくなると、プライベートな資産についても活用しなければならなくなります。

また、ご主人の変化を不思議に思い、いずれは知られてしまうものですから、問い詰められる前に自ら説明した方が良いでしょう。

最後の1つは、家族としての対応をするためです。

奥様が、何も知らずに、突然に事業が破綻したのでは、その日から家族は路頭に迷うことになります。

奥様が、不測の事態に備えて何らかの準備をするためにも、出来るだけ早く、正確に状況を伝えるべきなのでしょう。

このような理由により、経営状況が厳しいという事実を、奥様に伝える方が良い結果を得られることが多いようです。

ただ、全てが良い結果に繋がったわけではありません。

中には、鬼の様な奥様がおられ、厳しい経営状況をご説明された瞬間から、自宅が地獄になった事例もありますから難しいのです。



様々なご相談をさせていただき、ご夫婦の関係を拝見していると、夫婦とは上手い組み合わせだと思います。

女性は、男性にない強みを持っておられ、奥様は、ご主人の弱みを上手にフォロー
されているのです。

中小零細事業は、ご夫婦が力を合わせて取り組むというのが、失敗をしないポイントなのかもしれません。



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リセットできる借金人生・・・


資金繰り表に並ぶ、赤色の文字に、気力は喪失するしかありません。

事業に埋没し、命をすり減らして頑張り、収益は回復させたものの、借入返済が多すぎて、資金不足は改善をしません。

個人の資産も全て事業につぎ込み、取引先への支払いも無理をお願いし、従業員の給与さえも不足する様な状況になっては、もはや、何もかも諦めるしかないのでしょうか。

・・・そんなことは、絶対にありません。

少し視点を切り替えるだけで、諦める必要などないことが判り、必ず対応すべき方法も見つかるものなのです。



『一生かかっても、返済できないほどの借金を抱えてしまいました。

様々に手を尽くして頑張ってきましたが、もはや、打開すべき方法も残されていません。

ここまでくれば、最終の決断をするしかないのでしょう・・・。』

資金繰りに窮した中小零細事業の経営者は、この様にして、最悪の選択をしようとされます。

その選択が、『破産』ならばまだ良いのですが、『夜逃げ』や『自殺』などといった悲惨な選択も珍しくありません。

なぜ、未来を遮断する様な、そんな悲しい選択をされるのかといえば、答えの出せない現実からの逃避ということになるのでしょうか。

経営者としての、間違ったプライドが、守らなければならない事を勘違いさせたのかもしれません。

経営者として、一家の大黒柱として、人として、配慮すべきことは様々に存在するでしょうが、この厳しい状況において難しく考えても仕方ないのです。

環境が変わったことを認識し、何を優先する必要があるのかを理解してください。

従業員や取引先には経営者としての責任が有り、最優先で配慮すべきことだと判ります。

家族を守るのは一家の大黒柱の務めですし、経営者が安定していなければ従業員などを守ることもできませんから、この点についても十分な配慮が必要でしょう。

この環境で、これからの展開を考えるにおいて、優先して配慮すべきことは、この2点だけなのです。

この2点から派生して、留意すべきことはありますが、この環境においては拘るべき優先事項ではないでしょう。

難しく考えすぎるから、答えが出なくなります。

答えが出ないから、諦めようとされるのでしょう。

難しく考えすぎないことが、今は大事なのだと思います。



中小零細事業の経営者は、その規模の大小に関わらず、大きな責任とリスクを背負っておられます。

経営が順調な時には、それなりに優雅な生活が出来るのかもしれませんが、経営が厳しくなれば生活も一変します。

最悪の結果・状況になれば、事業どころか人生や生活さえも喪失するかもしれません。

最悪が何かという議論は当然にあるでしょうが、そんな状況においても、事業の喪失や人生・生活の喪失は、防ぐことが出来ます。

健全経営時から、しっかりとした事前対応しておけば、そんなに難しい作業ではありませんし、ほぼ100%の予防策となります。

また、事前の準備ができていなくても、具体的な対応は出来ます。

ただ、経営危機を感じた状況からでも、人生や生活を守る方法は必ず残っていますが、事業は必ず守れるものではありません。

事業を守るには、最低でも黒字が必要になります。

現状において赤字であって、この状況においては大胆なリストラ(経営改善)が実施できますので、良いものだけを活用すれば、多くの場合は黒字化が確保できて、事業を守ることが可能になるでしょう。

しかし、それでも黒字が確保できないのであれば、事業は守れないということになるのです。

そんな場合は、従業員や取引先等については、新たな展開を探すしかありませんし、場合によれば、経営者との関係も終了するしかないのかもしれませんが、経営者としては、最善の努力をしてその責任を果たしたと考えるべきでしょう。

ただ、経営者の人生や生活は確保できて、これからに大きな不安はありません。

何よりも、あの地獄の資金繰りから解放されているのですから、人生は、間違いなく明るいものになっていくのではないでしょうか。



僅かな借金で、全てを諦めようとされる方は少なくありません。

まだ破産ならばいいのですが、夜逃げや自殺などといった、最悪の結果も選択をされてしまいます。

『もう、駄目だ・・・』と、全てを投げ出し、諦めようとされるのですが、多くの場合は、何も具体的な対応をされないまま『放棄』という状況での選択になっているようです。

ちょっとだけ、諦めないことに執着してみてください。

少しの知識と、前向きな気持ちを持つことができれば、展開を劇的に変えることができるのです。

借金なんかで、人生は当然のこと、事業の継続についても、諦める必要などはありません。

状況により着地点は違うでしょうが、必ず方法は残されています。



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環境の変化に合わせ・・・



朝、凍らせたスポーツドリンクを家庭菜園用に持って出たのですが、夕方になっても完全には解けていません。

ほんの1か月ほど前には、昼過ぎには全て溶けて、飲むと温くなっていたのです。

いつのまにか、季節が急いで移ろったようなのですが、この環境の変化に合わせて、変えなければならないことは少なくありません。

環境が変われば、それに合わせて変化することは当たり前のことで、意識してでも変化をしないと、適合できずに取り残されてしまうかもしれません。



毎週、日曜日になると、朝早くから家庭菜園をしていますが、いろんな面で健康に良い趣味になります。

有機肥料で無農薬栽培を基本にしていますから、食の健康面においては完全です。

普段は眠ったままの筋肉を使い、たっぷりと汗を流しますから、体の健康にも抜群でしょう。

そして、綺麗な空気と緑溢れる時間は、都会の雑踏に麻痺しそうな精神を癒し、心の健康を守ってくれます。

しかも、たっぷりと野菜を持って帰れますから、奥様にも家庭菜園は大好評で、趣味としては最高ではないでしょうか。


ただ、真夏の家庭菜園は大変です。

夏場は、野菜の最盛期で作業はタップリとあり、一週間も間が空けば雑草がぼうぼう状態で、その処理に費やすカロリーは大変なものになります。

流れ出る汗で、頭から水をかぶったような状態になり、のどの渇きも半端なものではありません。

家庭菜園を一日しようとすれば、大量の水分を摂取することがせ必要で、500mlのスポーツドリンクがペットボトルで5〜6本は必要でしょうか。

ぬるいのは美味しくありませんから、氷代わりに2本ほどはキンキンに凍らせて持っていくのですが、真夏ですと昼過ぎには溶けてしまいます。

ところが、夕方になっても解けません。

10月の初頭では、3時過ぎには解けて温くなっていましたが、夕方になっても半分ほどは凍ったままなのです。

たしかに、この2〜3週間で涼しくなり、随分と作業もし易くなりましたが、それほど気温が変わっていたとは驚きです。

つい先日まで、クーラーをつけなければ寝苦しかったのに、いつのまにか掛布団が恋しい季節になっていますから、この僅か1か月弱における気候の移ろいは大きいのでしょう。

電車に乗っても、咳をされる方が増えていますから、この急な気候の変動に体を合わせることが出来なかったのかもしれません。

急激に環境が変化すると、色々と合わせるのは大変なようです。



経営危機の場面においても、環境は突然に大きく変化しますから、その変化に合わせて変化することが必要になります。

特に、日常の生活については、意識して変化することが求められるのかもしれません。

経営者は、健全な経営をしているときには、海外旅行や外車,高価な装飾品や豪華な食事など、贅沢な暮らしを過ごされていたと思います。

金回りの良かった頃には、当たり前の様なことであり、問題にもならずこれで良かったのかもしれません。

しかし、資金繰りが悪化して経営状況が厳しい状況になってしまったり、実際に事業を整理したような場合には、今まで通りの生活で過ごすわけにはいきません。

生活の糧である収入が減少するのですから、今までで通りの生活など出来るはずはなく、環境に合わせて生活も変化させなければならないのですが、これが簡単なようで簡単ではありません。

身に染み付いたものがあり、人としてのプライドなどもあり、判っていても、変えられないことが多いようなのです。

しかし、ここは大事なところであり、変えなければ、生活が成り立たないのですから、しっかりと意識して変えていく努力が求められます。

借入金の返済猶予をしているのに、高級外車など乗っておられる経営者もおられますが、これはとんでもない話です。

そんなことしていれば、資金繰りが改善しないだけでなく、従業員の協力も得られなくなり、何よりも金融機関などから相手にされなくなってしまいます。

環境の変化を理解できず、対応する術も持たない経営者なのでしょうが、馬鹿なブライドや、意味のない見栄など、一番に捨て去る意識が必要だと思います。

ただ、全ての贅沢を捨て去れとはいいません。

経営危機は、経営者にとって大きなプレッシャーの中でストレスが溜まるものです。

そんなストレスに経営者が押しつぶされてしまえば、前に進まなくなってしまいますから、ストレスを発散するための贅沢は必要だと思います。

それが、お酒なのか、趣味なのかは判りませんが、それで問題が解決できれば安いものではないでしょうか。



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